本格的な「夏」です

毎年、6月はプライベートな時間を取らなければならない事があり、そこに加えて今年は様々な予定も入ってきていたため、気が付くと夏至に入り、朝の日の出の早さにびっくりしています。早朝なはずの5時頃でも、日焼け止めの必要性を感じさせられるような日差しの強さに、夏を感じずにはいられません。もう7月にもなりますね。皆様はいかがお過ごしですか?

私は涼しい長野県で育ったせいか、夏があまり得意ではありません。特に、社会人となり、名古屋に行った辺りから夏は気持ちがどんよりする季節になりました。夏の何がこんなに嫌なのかと考えてみたら「湿度」の高さが苦手なのだとわかりました。なんだか息が吸いにくい感じがしませんか?
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「医食同源」ですね

陰陽五行の勉強をしていると、漢方や薬膳のような「食(口の中に入れるもの)」にも行きつきます。きちんと勉強するまでは、漢方とか薬膳とかは何やら怪しい食材(例えばイモリの黒焼きみたいな。)が連想されてちょっと怖いような気持ちで、漢方薬を飲む祖母の姿を見ていました。
少しでも勉強してみると、漢方や薬膳は謎の材料・食材ではなく、特に薬膳は普段食卓に出てくる普通の食材なのだという事がわかって、とても興味を惹かれます。
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例えば、梅雨の邪気を「湿邪(しつじゃ)」と言いますが、あの体にまとわりつくようなジットリとした湿気です。実は体内の水分バランスを崩します。「湿」とは、粘り気のある水分のことで、これが体内の水分の巡りの邪魔をし、むくんだり体のだるさを引き起こします。この対策として、体内から湿邪を排出する「利尿作用がある食材」を摂取したり、水分の排出を促す「温性(体を温める作用)の食材や「香りの良い食材」を食べるのが良いようです。

夏の野菜として定番のキュウリは体にこもった余分な熱を冷まし、潤いを与えてくれるので夏にはピッタリの食材です。炎症を抑える作用があり、喉の痛みやニキビなどを改善に導きます。
利尿作用があるので、むくみ、湿疹、だるさといった水分代謝の乱れが起こす症状にもむいています。
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キュウリは「寒性」という、体を冷やす作用が強すぎる食材でもあります。暑さが増してくる頃には本当に美味しくて、小さい子どもたちも大好きな野菜ですが、食べすぎは内臓を冷やし過ぎてしまいます。
国や地方によってはキュウリを炒めるなど、加熱して食べるところもあるようです。家庭菜園などでたくさん採れた時には試してみてもいいかもしれませんね。

青アジサイ