「芒種(ぼうしゅ)」に入りました。

真夏の様に暑かったり、カーディガンでは物足りないほど寒かったりするうちに、関東甲信越地方でも梅雨入りしたようです。二十四節気も9番目の「芒種(ぼうしゅ)」に入っています。
日常ではなかなか目にしない文字「芒種」。「芒」は「のぎ」と読み、稲などの先にある棘のような針のような突起の部分で、「芒種」とはそうした穀物の種を蒔くころのこと、だそうです。稲の苗はもう植えられてしまっていますし、麦はそろそろ黄金色になってきて「麦秋」と呼ばれる頃で刈り入れも近い事を思うと、種まきは思い浮かべにくいですね。

機械で植えられない部分は手で植えます。

お田植え:機械で植えられない部分は手で植えます。

キレイな花にはトゲがある

この時期の「トゲ」の植物と言えば「薔薇」ですね。
バラを栽培している各地で「バラまつり」のようなイベントが行われていたりする季節です。実家のある長野県でも各地にバラ園があり、それぞれの場所で見ごろを迎えたりしているようです。「天下第一の桜」として有名な高遠にも「しんわの丘ローズガーデン」というところがあり、パンフレットによれば220種類・1800本のバラが植えられているそうで、色とりどりのバラが咲いていましたよ。標高830mのバラ園からは伊那の市街地を見下ろすことができ、その向こうには中央アルプスを見ることができます。バラは10月までそれぞれ咲いていくので楽しめますが、この時期はまだ山頂部分に雪があるので、バラの花の背景に雪の中央アルプスという構図で写真が撮れます。清々しい景色です。
バラ オレンジ

ホタルの季節でもあります

七十二候は、初候が「螳螂生(かまきり、しょうず)」、次候が「腐草為蛍(くされたるくさ、ほたるとなる)」、末候が「梅子黄(うめのみ、きばむ)」です。
6月11日頃から次候の「腐草為蛍」ですが、昔の人は腐った草が蛍になるのだと信じていたようです。ほんのりとした灯りを点滅させふんわりと飛び回る蛍は、不思議な生き物に見えますよね。
ちょうどその次候になるころ、今年は6月10日からのようですが、長野県の辰野町では「辰野ほたる祭り2017」が開催されます。天候や日によってバラつきがあるようですが、1万匹以上のホタルが飛び交う景色はとても幻想的で綺麗です。実際に見に行ったのはもう30年近く前になります。今年は飛び交う蛍の写真を撮りに出かけてみようかと思っています。
バラ ピンク