なぜ「惑う星」?「惑星」

金星や木星のこと「惑星」と言います。「惑う星」と書きますが、水星・金星・火星・木星・土星などの星は、何に惑っているというのでしょうか。
天体観測を続けていると、他の多くの星々と同じように動いていない星があることに気が付きます。止まっているようにみえたり、逆走しているようにみえたり。それらは「惑星」なのですが、実際にそれぞれの惑星が公転をやめたり、進行方向を変えたりするわけではありませんが、地球との公転速度との差で地上からはそのように見えることがあります。英語で惑星を意味する「planet」の語源はギリシア語の「プラネテス」で「さまよう者、放浪者」などの意味だそうです。惑星の動きは昔の人にもさまよっているように見えたのでしょうね。
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そんな「惑う星」に太陽と月を加えて10天体とし、これにも意味を持たせました。太陽なら人生の目的(魂の望み)・成長・生命力、土星なら努力や責任、などです。人体にも割り振られました。太陽なら心臓と目、土星なら骨・皮膚・関節・髪などです。手相の上でも親指は金星、人差し指は木星、などと各惑星からのエネルギーを受信する領域があります。
年齢にも割り振られていて、生まれてから7歳までは月、36歳~45歳は火星、といった風です。

星座と惑星とアロマの使い方

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記憶と頭脳のハーブ、ローズマリーは太陽と牡羊座のアロマです。

精油も12星座のように10天体に対応するように振り分けられました。
かつては医療の一環として、ホロスコープが活用され、それによって使う精油が決められていったそうです。
12星座と10天体には相性があります。例えば牡羊座を支配する天体は火星です。「支配」というとちょっと怖い感じがしますが、「担当」というイメージですね。担当の星座にいるとその惑星はその性質を素直に出すことができるとされています。ということは、牡羊座に火星があるホロスコープを持つ人は勇気がある人、と言えます。惑星のいる星座がすべて「担当」の星座というワケにも行きません。土星は牡羊座ではその力を発揮できません。金星は牡羊座では傷ついています。土星の表す努力や金星の表す愛情が上手く発揮できない人は、ホロスコープ上で牡羊座のところに土星や金星があるのかもしれません。この時、身体的にも土星や金星の身体の部分にも不調があるかもしれません。このような場合に使う精油を土星や金星の精油から選ぶなどしていたそうです。今でも、リラックスしたい時には月の精油や月がいる星座の精油を使うところもあるようです。
このような「自分だけのブレンドしたアロマ」も楽しいですね。