ハーブを育てる季節がきます。

天気予報ではまだ関東でも雪の予報が出るところがあったりしますが、とても暖かくなりましたね。もう4月、新しい年度の始まりです。
色々な草花たちが芽を出し、花をつけているのを見つけると、そろそろハーブの事が気になり始めます。

ハーブの種類。何年草?

ハーブは一年草・二年草・多年草に分けられます。一年草は種子を蒔いてから一年以内に開花し枯れる生活サイクルの植物の事です。バジルやコリアンダー、カモミールジャーマンなどがそうですね。
二年草は、種子を蒔いてから枯れるまでに1年以上2年以内の生活サイクルを持つ植物の事です。通常、ハーブとして利用する場合には毎年種子を蒔いて育てるため、一年草として扱われています。
多年草は宿根草(しゅっこんそう)とも呼ばれます。一年草のように花が咲いたあと、根まで枯れてしまうのではなく、根株は残って冬越しし、春になって再び育成して花を咲かせる生活サイクルを持つ植物のことです。秋に地上に出ている部分が枯れ根株だけで冬越しするものと、地上に出ている部分も枯れずに冬越しするものがあります。
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寒くても「冬越し」できます。「ローズマリー」

冬の寒さが厳しい長野県でも、種類や育成・管理の方法によって、多くのハーブが冬越し可能です。ミントやラベンダーなど、「今年も出てくるかな~」と思って見ていると暖かくなるにつれ、緑の部分が増えて来ます。

英名で「マリア様のバラ」という、地中海沿岸地方が原産の「ローズマリー」も長野県での冬越しが可能(強い霜に当たらないような工夫が必要)です。消臭効果抗菌作用抗酸化作用があり、肉の鮮度を長持ちさせることから、ヨーロッパでは古くから肉料理に使われているものもあります。イタリア料理やフランス料理によく使われていますね。
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栽培されているローズマリーには性状の異なったものがあり、立性・ほふく性・中間タイプの3つの系統に分けられます。立性のものは1~2mに成長します。料理用としても有名で日本人に好まれる香りの「トスカナ・ブルー」という品種も立性です。
ほふく性の品種はカバープランツ(ガーデニングなどで、地表が見えないようにするための植物。下草。)に向いているそうです。壁面を覆うように栽培されているほふく性のローズマリーも見ましたが、なんだか豪華な感じがしましたね。

どのタイプのローズマリーも水と栄養(肥料)の与えすぎは、香りが弱くなったり(或いはしなくなったり)花が咲きにくくなったりする原因だそうです。「水は植物のごはん」という方もいらっしゃいますが、植物それぞれに「適量」があるということですね。
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今年はハーブを育ててみませんか?ハーブはプランターでも育てることができます。あまり手を掛けない方が良い品種も多いですから、初めての方でも気負わずに挑戦できると思います。