いろんな香りに囲まれて暮らしています

私達は日頃、たくさんの香りに囲まれて生活しています。「芳香剤」と呼ばれるものは、玄関用・トイレ用・居間用・寝室用などがあり、香りの種類も豊富です。洗濯洗剤や柔軟剤なども様々な香りの種類があって、季節によって香りを使い分けたりすることもあるかと思います。お気に入りのコロンがある方もいらっしゃいますね。なのでアロマヒーリングの話になる時に「良い香り、と感じる物は常に身近にありますよ。」とおっしゃる方も少なくはありません。

合成香料と天然香料の違い

essential-oils-1433694_640これらの芳香成分の多くは科学的に合成された「合成香料」です。合成香料を使う理由は、天然成分100%の精油と比べて格段に安価で大量生産ができること、そして香りが安定しているからです。安定している香りは長く持続し、香り自体が強く感じられます。流通している多くのコロンや香水が合成香料で出来ているのは、いつでも安定して同じ香りを提供できるためですね。一定の自分(キャラクター)を装う香りです。
精油は原料が100%植物ですから、栽培されている土地やその年の季候などで、香りや流通量に差がでてきます。そして価格も高価になります。古代文明の時代から人類とともにあり、研究され、医療にも使われているのは天然香料である精油(エッセンシャルオイル)です。

合成香料は、実際の植物から採る天然香料をお手本に似せて作りますから、「ローズの香り」とか「ラベンダーの香り」と書いてある香り付きの商品と、精油(エッセンシャルオイル)での「ローズ(オットー若しくはアブソリュート)」や「ラベンダー」と比べた時に違いは分かりにくいかもしれません。
「じゃあ、精油って高いし、安い方で…、100均にあるやつでもいいよね?同じでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、同じではありません。
天然の香料に「似せて」作ってはいますが、中には自然界には存在しない化学構造を持つ香料もあります
他人の強すぎる香水の匂いに気分が悪くなったり、ここ数年で聞かれるようになった「柔軟剤の匂いが強すぎて気分が悪くなる」という話は、使用量の多さとともに、「自然には存在しない化学構造の香料」も原因にあるのかもしれません。

「天然成分配合」の表記がある商品もありますね

「天然成分配合」の表記がある商品もありますね

香りは気分をリフレッシュさせてくれる効果があり、その日の気分で香りを変えてやる気を引き出したりもできます。「楽しむ」ためだけなら良いのですが、合成香料には「アロマテラピー」としての働きはできません。お気をつけください。