二十四節気「啓蟄」と七十二候

日中は大分春の日差しを感じられるようになってきましたね。二十四節気では「啓蟄」です。「けいちつ」と読みます。土の中で冬ごもりをしていたいろいろな虫などの生き物たちが、穴を啓(ひら)いて地上へ這い出して来ることから、この時期は「啓蟄」と呼ばれます。この頃は春の雷も多くなるころで、昔の人は冬ごもりの虫たちが雷の音に驚いて這い出して来ると考え、春雷のことを「虫出しの雷」と名付けたりしました。
七十二候は初候が「蟄虫啓戸(すごもりのむし、とをひらく)」、次候が「桃始笑(もも、はじめてさく)」、末候が「菜虫化蝶(なむし、ちょうとなる)」です。虫が出て来て桃が咲いて蝶が飛ぶようになる、柔らかな日差しと爽やかな風の春らしい景色ですね。

昨夏、長野県池田町にて

昨夏、長野県池田町にて

今、人気なのはいちご狩りです。「みはらしファーム」

そんな啓蟄の頃、長野県の実家にいたところ、妹や甥、姪に誘われて伊那市にある「はびろ農業公園みはらしファーム」に行ってきました。南アルプスが一望できる標高900mに位置し、農作物の収穫体験(今の時期はイチゴ狩り♪)やそば打ち、はた織りなどの体験施設や直売所、日帰り温泉、宿泊施設、バイキングレストランなどもあり、1日たっぷり楽しめる場所です。伊那インターから3㎞と近い事もあってか、県内外から自家用車や観光バスでのお客さんが多いところです。先日は「チューリップ祭り」で珍しい種類のチューリップが1鉢800円で販売されていました。多くはまだ蕾でしたが花の写真が展示されていたので、皆さんそれを頼りに購入されていました。
子ども達はここの公園が大好きです。大きくて珍しい遊具がある、という訳では無いのですが、走り回り転げまわり、初めて会った子たちとも直ぐに仲良くなって一緒に遊んでいることが多いです。お腹が空いたり喉が渇いたりしないと戻ってきてくれません。妹が小さいおにぎりを沢山作ってきてくれてたのですが、子ども達がそれぞれ「お腹空いた」「のど渇いた」と戻ってくるので、「マラソンとかの給水ポイントみたいだね」と笑っていました。

春先の南アルプス

こんな山が見られます

運が良ければ見られるかも「○○のタマゴ」

食べる端から消化してしまうのか、おやつタイムを前に「おなかすいたー」というので、直売所の中にある軽食コーナーに行ってみました。ここでも伊那名物といわれている「ローメン」を食べることができます。焼きそばやラーメンなども比較的お値打ちにいただくことができます。
その直売所で、なんとダチョウの卵が販売されていました。みはらしファームではダチョウが放牧されていて見学することができます。そこのダチョウが卵を産むと販売されるようですが、自然のものですから在庫がない場合もあるそうです。子ども達も大人のお客さんも珍しがって撫でたり持ち上げてみたりしていました。世界最大の鳥の卵は大きくてツルツルしていましたよ。

鶏卵の隣に置かれたダチョウのタマゴ(生です)

鶏卵の隣に置かれたダチョウのタマゴ(生です)

春を感じられた1日でした。皆さんもいかがですか?