24個目の二十四節気と七十二候

egg-1595940_640二十四節気最後の「大寒」に入っています。節分までの間、全国的にも厳しい寒さに見舞われることになりそうな予報でしたが、皆さまお住いの地域では如何でしょうか?
七十二候は、初候が「款冬華(ふきのはな、さく)」、次候が「水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)」、末候が「鷄始乳(にわとり、はじめてとやにつく)」です。フキノトウが出始め、川や池の氷が厚さを増し、春の気配を感じ始めた鶏が卵を産み始めるころ、ということですね。これが過ぎると節分があり、翌日は立春です。

フキノトウは大人の春の味

「1年で最も寒い季節ですが、わずかに春の兆しが見え始めます。よく観察すると、生き物たちは目覚めの準備を始めたようです。」と有りますが、あまりの寒さに、「どこに春が?」と思うような日々ですが、七十二候の初候の通り、フキノトウを目にしました。
私が子供の頃、この季節、祖母のお散歩についていくと、祖母が不意にしゃがみ込むことがありました。「なにしたの?」と回り込んで覗き込むと緑色の塊を摘み取っていました。「それなあに?」と聞くと、祖母は少し笑って「いいものよ」と答えていました。「なにするやつ?」と聞くと「食べるのよ」と言うので、私も頑張って地面を見て歩き、似たような塊があるのを見つけると、祖母に知らせながらお散歩していました。あればなんでも良いわけでは無いらしく、摘まれるものと摘まれないものがありました。大きくなって解ったことですが、適度な大きさを超えてしまうと、硬さが増したりして、「フキノトウ」として食するには向きません。そして、子どもの口には苦さが勝ってしまい、その美味しさは解りません。テンプラにしたり、フキみそにしたりして食べますが、大人になると、その苦さに美味しさを感じたり、「春だなぁ」と思ったりします。

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季節は澱みなく進んでいます

冬至から約1か月ほどが経ちました。1年で一番日が短い日から一か月ほどが経ち、日が長くなっているのを夕方に感じます。寒さはまだまだこの先もしばらく続きますが、日照時間の長さが示すように、季節は留まることなく、加速も減速もせず、日々あるように進んでいるのだなあと思えます。
止まらずに進んでいく世界に生きている私達は、日々の心身のケアも大事になってきます。ある日突然、耐えがたい気候になるわけではないように、ストレスに耐えられなくなるのは、日々、いやだなと感じているはずのことに「我慢」という言葉で蓋をし蓄積させてきた結果です。
特に心のケアは目に見えないからこそ、大事なものの一例です。オオゴトになる前に、ケアしていきましょう。

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