晴天に現れた瑞相

新年から良いお天気なところが多いようですね。私がいる長野県(中南信)でも清々しい青空が広がっています。寒さの点でも今のところ穏やかなので、お出かけしやすい日々です。

昨年購入したカメラを、ちょっとした用事で出かける際にも、持って出るようにしています。先日もそうして出かけていた時に、何気なく空を見上げると彩雲が出ていました。彩雲(さいうん)とは、太陽の近くにある雲が、赤や緑に彩られる現象で、瑞雲(ずいうん)、慶雲(けいうん)、紫雲(しうん)などとも呼ばれます。一緒にいた甥や姪は「虹の雲だ~」と喜んで見ていました。

%e5%bd%a9%e9%9b%b22-2

雲の端の方が虹色ですね

昔から瑞相の一つとされ、これが現れることは吉兆(おめでたいことの前触れ)とされ、近年でも、「見られるとラッキーな事が起こる」という言われ方をされて流行ったりしていますが、実際はありふれた気象現象なんだそうです。
「この現象は、日光が雲に含まれる水滴で回折し、その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、大気光象の一つである。巻積雲や高積雲、風で千切れた積雲などに見えることが多い。」(ウィキペディアより)
とのことです。水滴により発生する大気光学現象ですから、虹の仲間ともいえるかと思います。姪は「あの雲の中に行ってみた~い」と踊りながら言っていました。彩雲は極楽浄土から阿弥陀如来が菩薩を随えて五色の雲に乗ってやってくる来迎図などにも描かれていて、瑞相の一つと捉えられていることから、昔の人も彩雲の美しさに只事とは思えず、偉い神様の乗り物と思われたのでしょうね。

%e5%bd%a9%e9%9b%b23

感じる心を大切に

虹や彩雲に限らず、大気光学現象は美しいと感じられるものが多いです。そして発生する理屈を説明されても、実際に目にすると不思議な感じがします。同じ現象を見て「キレイ」と思ってもその後「怖い・不安」を感じる人もいれば「ワクワクする・上がる」と感じる人もいます。どうせありふれた気象現象と言われるものなら「イイことありそう」と楽しい気分になる方がいいですよね。原因はなんでも、楽しい気分・明るい気分で物事に接するのとそうでないのでは、結果が違ってくることは皆さん経験があることかと思います。自分だけの気持ちだと思っていたことが、接した人々にも影響を与えることだと思った時、皆さんはどんな気持ちでいたいですか?また、どんな気持ちの人と接したいですか?

彩雲はありふれた気象現象ですが、年の初めから良い物が見られて、今年もやっぱりいい年になりそうです。

%e5%bd%a9%e9%9b%b2%ef%bc%88%e6%9c%9b%e9%81%a0%ef%bc%89

望遠で撮ってみました