寒くなりましたね。

12月になりまして、ますます日が短くなっていくことを肌で感じる日が続いています。日中は日が当たると暖かさを感じることもありますが、日が暮れるとそういうワケにもいきません。寒さが身に凍みて体のいろいろなところに力が入って、体が硬くなるのが分かります。首や肩が凝り易くなったりしますよね。そうなるとケガをしやすくなりますから、意識的になるべく暖かくして血液やリンパ液などの循環を良くすることが大事です。

二十四節気は「小雪」です。

tangerine-552245_640二十四節気では「小雪(しょうせつ)」で、七十二候では今日辺りは末候の「橘始黄(たちばな、はじめてきばむ)」です。橘(たちばな)は以前ブログでもお話をしましたが、日本に自生する柑橘で、葉が周年青々としていて、実は葉の緑に鮮やかな黄色です。その見た目と香り、薬効から「不老長寿」や「子孫繁栄」の象徴とされてきました。その橘の実がこれから色づいていく季節なのですね。日が短くなり、寒さが日に日に厳しくなっていくこの時期に、鮮やかな黄色の実は元気をくれるようです。
橘は他の柑橘同様、ビタミン・ミネラル・フィトケミカル類が豊富だそうです。温州ミカンよりも強い抗酸化作用があるそうですから、「不老長寿」や「子孫繁栄」と言われたのも分かる気が…。現在では橘の実は手に入りにくいので、温州ミカンなどの柑橘類で、冬には不足しがちなビタミンやミネラルを補給していきたいですね。

コタツの習わしにある五行

私が子供のころ、祖母の家のコタツは電気ではなく炭を入れて温めるものでした(自宅は普通の電気コタツでした)。堀コタツのようになっていて、中に豆炭と呼ばれるものをいれて大きな金物のザルのようなフタをするのですが、子どもの頃はそのフタを足で蹴ってしまい、炭の中に足を入れてしまったり、火のついた豆炭を足で触ってしまったりと、冬の祖母の家ではその度、大騒ぎだった気がします。
wild-pigs-1332240_640祖母も炭を運ぶのが大変になってからは電気コタツでしたが、炭を入れるコタツの時は、初めて炭を入れる日が決まっていたようです。11月の亥(い)の日は「火難を逃れる」とされていて、その日が炭入れの日でした。その頃は意味も訳も分かりませんでしたが、今なら「亥(い)は陰の水の五行。雫や朝露、雨水、生活に使う水として表される亥の日に、火を起こすことで、大火にならないよう、防火の願いを込めた習わしだったのかな」と推測できます。
意外なところで子供のころの疑問を解決できました。学ぶというのは面白いことだと思います。

ローズヒップもビタミンCたっぷり。「ビタミンC爆弾」とも呼ばれています。

ローズヒップもビタミンCたっぷり。「ビタミンC爆弾」とも呼ばれています。