長野県は山国です

先日、東京から車で長野県にいらした外国人のお客様が、「途中で見た山は、なんという山ですか?」とお尋ねになられました。(もちろん日本語で)
皆さんもご存知の通り、長野県はどこを見ても山ばかりです。3000m級の山々が連なる「日本アルプス」は日本だけではなく、海外からのお客様も多く、登山やスキーなど、山でもレジャーは景色の美しさはもちろん、独特な高山植物も魅力の一つです。
長野県内の中学生は授業の一環で、1~2か月くらいの体力づくりを経てから登山をします。私は中学2年の時に木曽山脈(中央アルプス)の木曽駒ケ岳に登りました。標高は2955mです。登るのは本当に大変でしたが、大きな木がなくなってくる山頂付近に近づいてくると見晴らしが良く、景色がとてもキレイでした。木曽駒ケ岳はロープウェイもあるので、登山をする体力や時間の余裕のない方でも、千畳敷カールという2640mの高所まで気軽にいく事が出来ます。ここのロープウェイは通年運航なので、季節ごとの美しさを、手軽に見に行く事ができます。

峰々の連なりが美しい「八ヶ岳」です

その外国人のお客様がお尋ねになった山はどの山のことなのか、見当をつけるべく、どのルートでいらして、どのあたりでご覧になったのかを伺ったところ(もちろん日本語で)、それは「八ヶ岳」のことだと判明しました。
八ヶ岳は長野県の諏訪地域と佐久地域、そして山梨県の境にある山で、最高峰は赤岳(2899m)です。東京から中央道で長野県に向かうと甲府を過ぎてから右手側に美しく雄大な山姿を見ることができます。

富士山が見えるあたりからは、まだ良くみえません

富士山が見えるあたりからは、まだ良くみえません

テングになってはいけません。というお話しでした。

テングになってはいけません。というお話しでした。

山にまつわる昔話はいろいろありますが、私が小さいころから気になっている山関係の昔話は「八ヶ岳」のものでした。内容をざっくり説明すると「大昔、八ヶ岳は富士山より高い山でした。一番高い山であることが自慢だった八ヶ岳は、富士山や他の山々の事を『ちび山』などと馬鹿にしていました。それを見た神様から叱られても『一番高い山が一番偉い』という思いが消えなかった八ヶ岳に、神様は怒りの雷を落としました。その雷で、高かった山はポッキリ折れて、現在のような峰々が連なる、富士山より低い山になってしまいました。」というものです。
この話を、一緒にいらした気功の師範の先生方にもお話しし、「ポッキリ折れちゃった上の部分の行方が気になっています。」とお伝えしたところ、師範の先生のお1人から「上の部分は崩れて麓に落ちたのでは?そのせいであの辺りはふもとの標高も高いのでは?」との回答をいただきました。
たかが昔話などといわず、私の疑問の解消にその行方を考えてくださり、「気功をやっていると、心も柔軟になる」と聞いていたことを目の前で見せていただけて、あり難い時間でした。

長野県では、もう場所によっては紅葉がかなりすすみ、葉が落ち始めているところもあるようでした。秋ならではの美しさを体感してみてはいかがでしょうか?

安曇野の森の中で

安曇野の森の中で