精油が体内に浸透している証明の実験があります。

当店のハンドトリートメントは、精油を加えたオイルトリートメントです。キャリアオイルと呼ばれる植物油に、お客様の目的や必要に合わせた精油を入れて、その人だけのトリートメントオイルを作り、施術していくのですが、今回は精油の皮膚への浸透についてお話ししたいと思います。

呼気を利用した実験

オイルトリートメントした後の呼気(体外に吐き出す空気)の測定をした実験があります。精油の種類(成分の大きさ)によって、呼気に検出されるまでの時間に20分~60分のバラつきがありますが、皮膚に塗布した精油の成分がわずかながら呼気から検出されました。

これは、皮膚の真皮層に精油が浸透して血管に取り込まれ、血液と共に体内を循環し、二酸化炭素の出るルートで精油も排出されたということです。

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呼吸は「吐いて」から「吸う」のです。

 

血中濃度を測定した実験

植物油にラベンダー精油を入れたオイルでトリートメントした後、ラベンダー精油の主要成分である「リナロール(優れた抗菌、抗ウィルス作用を持つ。その他、抗真菌、免疫強化、神経強壮、鎮静、など。)」と「リナリル(酢酸リナリル。優れた神経系の鎮静、鎮痛、抗炎症、筋肉弛緩、抗痙攣作用が特徴。その他、抗菌、抗ウィルス、抗真菌など。)」の、血中濃度を測った実験もあります。

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ラベンダー精油の主要成分はリナロールとリナリルですが、他には300種以上の芳香成分が入っています。

トリートメント後、20分でリナロールとリナリルの血中レベルはピークになり、そこから緩やかに下降して、90分するとほぼゼロになりました。これは、皮膚に浸透した精油が、血管に入るまでに少し時間が掛かることを示しています。

また、これにより精油がトリートメントしているときだけではなく、その後しばらくは続いている、ということがわかりますね。精油が皮膚から血管に入るには少し時間が掛かっても、香りの成分は、鼻から脳や肺に届いているので、トリートメント直後は効果が薄いということではありません。

皮膚の状態によって、浸透具合も変わってきます。

オイルトリートメントに用いた精油は、皮膚の真皮層に浸透し、血管から血流に乗り、体内を循環する、ということがお分かりいただけたでしょうか。

「精油が皮膚に浸透するのに影響を与えること」というのもあります。次回はそれについて、お話ししたいと思います。

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手にはツボがいっぱいです

 

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