二十四節気では「立秋」です

このところの暑さからは、とても実感がないのですが、暦のうえでは秋です。今は実家のある長野県にいますが、東京や名古屋などと比べれば、確かに涼しく過ごしやすく感じますが、この気温に慣れてしまうと、やはり暑いんです。そしてお日様に近い(標高が高い)せいか、よく日焼けします。なので、「8月7日は立秋です。秋ですよ。」と言われても…、と思っていましたが、秋の気配を見つけることができました。

長野県では、様々な果物が栽培されています。年間を通して寒暖差が大きいので、果物が甘くなりやすいのだ、と聞いたことがあります。ブルーベリーやスモモ、ネクタリン、桃などは、喜ばれるのでお土産の定番ですが、ブドウが出回るようになり、果物も秋のものへと移っているのだなあ、と思いました。実家近くでは、梨が実を付けていて、リンゴが徐々に赤くなっていっています。今年も美味しく果物が実っているようで、見ているだけでも幸せです。

梨

「南水」という長野県で作られている梨は甘くてジューシーで大好きです

田んぼに目を移すと、もう穂が出ていて、実が入っているものもありました。暑くても秋は間違いなく来ているのですね。

「実るほど…」収穫時期にはもっと頭を垂れています。

「実るほど…」収穫時期にはもっと頭を垂れています。

 

「七十二候(しちじゅうにこう)」というのもあります

「立秋」は二十四節気の一つです。二十四節気とは「太陽年を太陽の黄経に従って24等分して、季節を示すのに用いる語。」(広辞苑より)です。季節の指標となる大切な暦で、人々の生活に根付き、これをもとに農作業や行事が行われていました。

この二十四節気の一つの節気を、さらに3つに分けたものがあります。「七十二候」です。5日ごとに「初候」「次候」「末候」と移って行き、それぞれの季節を短い言葉で表したものです。日本独自に発達した暦です。

秋らしい景色にも出会えました

秋らしい景色にも出会えました

「立秋」の七十二候は初候が「涼風至(すずかぜ、いたる)」、次候が「寒蝉鳴(ひぐらし、なく)」、末候が「蒙雨升降(ふかききり、まとう)」です。今日、8月14日なら「寒蝉鳴」ですね。

子供の頃、お盆になると祖母の家にお手伝いにかり出され、昼間は忙しくしていましたが、ふとお客様の途切れた夕刻、裏の林から小さく「カナカナ…」と聞こえてきていたのを思い出します。長野県の学校(小学校・中学校・高校)は、お盆が終わって数日すると夏休みも終わり、2学期が始まります。それで余計にあの「カナカナ…」が物悲しく聞こえたのでしょうか。

秋には秋の楽しみがありますね

秋は食べ物が美味しいのは言うに及ばず、景色も美しく、咲く花も奥ゆかしさを感じるものが多いように思います。日本には季節ごとの楽しみがありますね。

メキシコからきたコスモスも、すでに日本の秋の花です

メキシコからきたコスモスも、すでに日本の秋の花です。