脳と身体に効くアロマ

エッセンシャルオイル(精油)の芳香成分が鼻から入って電気信号になって脳を刺激して影響を及ぼすことはホームページ上でも説明させていただいていますが、身体にはどのように吸収されて、どのように人体に働くのでしょうか。今回はその辺りをお話ししたいと思います。

脳に刺激を与えたあとはこんな風に働きます

一般的に家庭で行えるアロマテラピーでの精油成分の吸収経路は2つです。

1 入浴・塗布・トリートメントなどの皮膚からの吸収

精油成分は分子量が小さいため、簡単に皮膚の内部に浸透します。毛穴、汗腺、皮脂線や、皮脂膜や皮膚内部の脂質に溶け込むように浸透し、皮膚の表皮から真皮層まで到達した精油成分は、毛細血管やリンパ管を通じて全身に行き渡り、組織や器官に働きかけます。

2 吸入・拡散・入浴などの呼吸器からの吸収

空気と一緒に取り込まれた精油成分は鼻、気管、気管支、などの呼吸器の粘膜から吸収され毛細血管に入ったり、肺まで到達したものの中には肺胞でのガス交換の際に毛細血管を通じて血流に乗り、全身に運ばれます。

*<他に「経口による吸収」と「直腸・膣からの吸収」経路もありますが、家庭で行うには不向きですし危険ですので、ここでは省きます。アロマテラピーを導入している病院などの医療機関で処方されることもあるようですが、医師の指導に基づいてのみ使用して下さい。>

より効果的な方法を選ぶのも大切なことです

皮膚から入っても呼吸器から入っても、精油成分は血液やリンパ液に乗って全身を巡ることになるならどう使っても同じということですか?と思われる方もいらっしゃいますが、目的に沿って精油を選ぶように、利用の仕方も目的に沿ったものの方が良いでしょう。例えば、お顔のシミやシワの対策としてなら、香りを拡散させるだけでは無く、オイルトリートメントの他オイルやクレイを使ったパックを選ぶ方が効果的ですよ、ということです。

目的に合わせた好きな香りを

目的に合わせた好きな香りを

 

良い成分も溜め込んではいけません

こうして吸収された各種精油成分は、体内を巡り、腎臓や肝臓で解毒・代謝されます。そして尿や便、汗や吐く息などから、体外に排泄されます。心身に良いと言われる精油成分もいつまでも体内に溜め込んで良いわけではありません。食事で栄養を摂ることと同じですね。必要な働きを終えた後は、きちんと排泄されるように、血液やリンパ液の循環を促すような生活(身体を温めるなど)を送るとなお良いでしょう。

リラックスできる香りを

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