一度見てみたいと思っていた「蒸留」。願いは叶いました。

今回のセミナーに参加したい一番の理由が「蒸留体験」でした。私がアロマを習い始めた時は、芳香成分の抽出方法はわりと早いうちに出てきたのですが、「圧搾法」以外の抽出方法があまりイメージできず、説明文が素通りしてしまう感じですんなり理解できなかったんです。イラスト見ながら何回も読んで覚えたのですが、このころにも「実際に見られたらいいのにな~」と思っていましたが、より強くそう思うようになったのは、今年に入ってからです。

ふと、「工場見学みたいでいいから(ほんの一部でいいから)見せてくれるとこないかな~。できれば国内で。」と思ったのですが、そんなところに今回のセミナーのお話が舞い込んできました。思っていた工場見学とは違うけど、精油の抽出方法の中で一番多い「水蒸気蒸留法」を実際にこの目で見られるなんてラッキーとしか思えませんでした。

今回のセミナーで使われた「水蒸気蒸留器」です

今回のセミナーで使われた「水蒸気蒸留器」です

 

今回は「ドライラベンダー」です

今回、蒸留体験で蒸留したのはドライラベンダーでした。お茶(ラベンダーティー)にも使えるドライラベンダーの花穂の部分が1kg入った籠が5つ用意されていました。スタッフの方の説明によると、やはり乾燥させたもののほうが採油率が良いんだそうです。その合計5kgのドライラベンダーを大きな窯の中に入れました。窯には重そうな蓋がされ、更にネジのようなものでロックされます。特に大きな音などは無かったのですが、窯の中はすぐに蒸気が入れられ、中の様子はスタッフさんの説明によれば「中華まんが蒸されているようなもの」とのことでした。

窯の中に5kgのドライラベンダーが入れられました

窯の中に5kgのドライラベンダーが入れられました

 

「百聞は…」とはこのことかと実感

時間はどのくらいかかるのかと思ったのですが、わりとすぐ最初の一滴が出てきまして、20~30分もしないうちに精油はメモリの付いた試験管状の物の方に、芳香蒸留水(ハイドロゾル)はホースからメモリの付いた大きな計量カップのような専用の入れ物の方に、と分けられて出てきました。芳香蒸留水の方は、途中から水道の蛇口が捻りっぱなしかのようにジャバジャバと出てきていて、スタッフの方が様子を見ながら次の空き容器にホースを移す、という作業をしていました。

蒸留する植物によってかかる時間が違うことは承知していますが(具体的に何がどのくらいとかは分かりませんが)、出てくるとなったらこんな勢いで出てくるとは、想像と全然違って驚きました。そして、実際に見ることができて本当に良かったと思いました。

アロマコーディネーターのテキストや、市販されているアロマセラピストさん達が書かれた本にも精油の抽出方法は載っていますが、このようなことまでは分かりませんでした。「百聞は一見に如かず」ですね。

真ん中のメモリの付いた容器に入っているのが精油です

真ん中のメモリの付いた容器に入っているのが精油です

こちらには蒸留水が入り始めました

こちらには蒸留水が入り始めました