ビールに使われる「ホップ」もハーブです

日本ではビールに使われる事で有名なホップもハーブの仲間で、ヨーロッパでは民間薬として使われていて「不眠」「神経過敏」「消化」「更年期障害」などに用いられるんだそうです。ホップはつる性の植物でこちらのガーデンでは、鉄製のアーチに這わせていました。見上げるとちょうど実がついていました。

もう少しでホップのアーチができそうですね

もう少しでホップのアーチができそうですね

ガイドさんがホップを摘んで見せてくれました。柔らかくて小さな松ぼっくりのような形をしていました。これを袋に詰めて安眠枕にしたり、お茶にしたりして飲むところもあるそうです。

シンボルツリーは甘く香る木でした

「ヒーリングの丘」と名付けられたエリアにはリンデン(セイヨウボダイジュ)の木がありました。こちらのシンボルツリーだそうです。見た目の高さは3~4mはあるでしょうか、高く伸びた枝葉が程よく影を作ってくれています。花が咲くと甘い香りがして、ハチの羽音が聞こえるほど集まってくるのだそうです。開花は6月頃だというので、見上げてみるとホンの少しだけ咲き始めていました。時折、風に乗って甘い香りがします。木陰感も気持ちの良いエリアです。

リンデンの木:撮影時間は夕方です

リンデンの木:撮影時間は夕方です

リンデンの蕾と花:わずかに花が咲いています。

リンデンの蕾と花:わずかに花が咲いています。

足元にはセージやラベンダーなどの花が咲いていて、足元からも上空からも良い香りに癒されます。なるほど「ヒーリングの丘」ですね。このエリアにはビターオレンジの木もあって実が付いているところも見られました。

お得なハーブ「カモミール(カモマイル・カミツレ)」

ガーデン全体を見て歩いていると、ところどころにカモミールが咲いているのが見受けられます。カモミールには「ジャーマン」と「ローマン」の2種あります。とてもよく似ている花ですが、「ジャーマン」は一年草で「ローマン」は多年草です。大きさの違いなどもありますが、見分け方としては、葉っぱを触ってみて香る方が「ローマン」だそうです。

「ジャーマン」が一年草だということを知ると「育てるならローマンの方が得かしら」と言われる方もいるそうですが、ガイドさんによると、ガーデン内の「ジャーマン」の立て札以外の場所で咲いてる「ジャーマン」は、こぼれ種から育っちゃた花達だそうで、「よく育ちます」とのこと。ガーデン内には本当に色んな場所にカモミールが群生していました。

花姿はマーガレットをすごく小さくしたような花で、花だけ見てると弱弱しい感じすら受けるのに、生命力の強い花だったんですね。カモミールは「植物の医者」といわれ、近くに生えている植物を健康にする働きがあると言われているので、ガーデン内のいろんな場所に根を下ろして植物たちの健康に貢献しているのでしょうね。

小さい花ですがパワフルなハーブです

カモミール:小さい花ですがパワフルなハーブです

ガーデンにはまだまだたくさんのハーブがありましたが、ガーデンの様子はこの辺で。次回は蒸留の様子をお話ししたいと思います。