精油は抽出部位で共通の作用があります

緑が日に日に濃さを増してくる季節になりました。植物の中で緑の部分は大体葉っぱの部分ですよね。今日は抽出部位が「葉」の精油の作用についてご紹介したいと思います。

緑が爽やかさを増す季節です

緑が爽やかさを増す季節です

「葉」は呼吸器、人間でいうなら「鼻」や「肺」です

植物における「葉」の役割は大気中の二酸化炭素を取り込み、いらなくなった酸素を吐き出します。人間(一般的な動物)で言うなら「呼吸器」ですね。そのせいか、「ティーツリー」「ユーカリ」「マートル」などの「葉」の精油には「気管支炎」「咽頭炎」「インフルエンザ」「風邪」など、呼吸器系のトラブルに有用な作用があることが共通点です。

ふだん忘れがちですが、呼吸は私たちが生きていく上で一番重要です。飲まず食わずで何日か生きることは可能ですが(俳優の榎木孝明さんが30日間不食を実行されたことでも有名ですね)息を止められたら数分で死んでしまいますよね。

「呼吸」とは体内の二酸化炭素を吐き出し、大気中の酸素を取り入れるという行為がセットになっています。これは「内側の不要になったもの、心に溜まっている古いもの」を吐き出すと「外界から新たに成長に必要なもの」が入ってくるという流れですね。

実際に過去の思いを溜め込みすぎている人には、咳き込みやすかったり胸のつかえを感じるなど、呼吸器系のトラブルをお持ちの方が多いです。「胸の中に溜め込んでいるものを吐き出してしまいましょう」と「葉」の精油達に言われているようです。

殺菌作用にも優れています

殺菌作用にも優れています

大事な呼吸、「吐いて吸う」

呼吸は鼻だけで行い口は使いません。口で呼吸をすることは楽なようにも感じますが、喉を傷めやすい、虫歯になりやすい、胃腸に負担を掛けやすい、感染症に罹りやすいなど、多くのデメリットがあります。(詳しくは荒井先生の新刊「超人荒井義雄の【氣の極み】宇宙無限大の生き方」に書かれています。)そして「吐く」ことに意識を置きましょう。たくさん吐く(心にあるいらなくなったものを出す)ことで必要な分だけ吸える(新たに必要なものが取り込める)のです。

「葉」の精油の多くは「金」の五行に属します。「金」の五行の臓器は「肺」です。肺は「気を統括する」といわれ、大気の「純粋な気」を取り込み、代謝産物である「汚れた気」を吐き出します。肺の状態は心身の活力に影響を与えています。肺の機能が低下すると、「倦怠感」「浅い呼吸」「憂鬱」につながりやすくなります。こんな時、「葉」の精油は肺と呼吸機能を助けて、免疫力を高めるお手伝いをしてくれます。

息をするのは生きること

魂のことを「spirit(スピリット)」といいますが、ラテン語の「呼吸する」「息する」という意味の「spirare」が語源だといわれています。この世に生まれ出た瞬間から、私たちは様々な体験を重ねて生きています。終わったことは手放して、新しいことを受け取って、そんな繰り返しの中で魂は成長していくようです。

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