前回のブログで「精油(エッセンシャルオイル)を使用する際の一般的な禁忌」についてお話ししましたが、今回はハンドトリートメントの際の禁忌のお話です。「持病は無いし、通院中でもないから大丈夫♪」と、せっかくご予約いただいても施術できない場合がある、ということです。

まず一つ目は、熱を持った腫れや疼痛、皮膚のただれなど「急性の炎症」がある時。炎症を悪化させてしまい発熱や発赤、疼痛などを起こしてしまう可能性があるためです。

二つ目は、インフルエンザや手や爪の水虫など「伝染性の疾患」があるとき。トリートメントにより体液循環(血液・リンパ液・組織液)が促され、菌やウイルスが体内を巡り症状を悪化させてしまう可能性があり、他のお客様への二次感染の危険性があるためです。

三つ目は「極度の緊張および興奮状態にある」場合です。初めてお会いする時は誰でも多少の緊張感があったりするものですが、それも言葉を交わすうちに解けてゆくものですから心配ありません。しかし「極度の緊張や興奮状態」にある場合は、心拍数および血圧の上昇などの状況下にあり、トリートメントすることによって心臓などへの負担となる場合もあるためです。

四つ目は「手術後」です。手術の傷口からの感染や、傷口が開いてしまう恐れもあるためです。

五つ目は「重篤な疾患もしくは衰弱が激しい」場合。トリートメントにより、体液循環(血液・リンパ液・組織液)が促され、他への転移の可能性があるためです。また、衰弱については、トリートメントによる体力の消耗の可能性ががあるためです。

六つ目は「物理療法や薬物またはそれに類するものを服用中で、体がその影響下にある」場合。これもトリートメントにより体液循環(血液・リンパ液・組織液)が促され、肝臓での解毒作用などに影響を与え、疲労感や不快感などが現れる可能性があり、また、薬物やその他の両方の作用に影響を与える可能性があるためです。

以上は施術当日もお伺いいたしますが、ご心配な点があれば事前にお問い合わせください。

肘から指先までのトリートメントですが「切ったのはお腹だから大丈夫よね?」や「足首捻って腫れてきたけど病院に行くほどじゃないからいいよね?」などは、状態により施術できない可能性が高いです。精油は薬理成分の分子の集合体で、心と体を健やかにする働きがたくさんありますが、決してお薬ではありません。心身の安全の為にも無理をせず利用してくださいね。

精油は「薬」ではありません

精油は「薬」ではありません